信州山形村 小坂諏訪神社祭青年会
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〜〜〜 小坂諏訪神社とは 〜〜〜
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仮文章
小坂諏訪神社とは天正13年(1585年)に、諏訪大社上社より分霊された由緒ある神社であると今に伝えられています。
以来、小坂の守り神として
三柱
みはしら
の神を祀るようになりました。
※
祭青年会が執り行っている例大祭は、現在9月の第3または第5土日曜日となっております。
明治の頃は6月、大正の中頃からは10月に行われていたそうです。
(山形村HP:ふるさと伝承館報『糸車』No.18を参照。
PDFファイルが開きます
)
※
天正13
乙酉年
いつゆうのとし
9月19日
信州筑摩郡小坂村
産土
うぶすな
の大神あるところに、諏訪大社上ノ社より
建御名方命
たてみなかたのみこと
、左右殿に
大国主命
おおくにぬしのみこと
、
事代主命
ことしろぬしのみこと
の
三柱ノ大神
みはしらのおおかみ
を
勧請
かんじょう
し、小坂諏訪神社と称す。
◆
勧請
かんじょう
…神仏の分身・分霊を他の地に移して
鎮祭
ちんさい
すること。
★★ 小坂諏訪神社に祀られている神々 ★★
西
東
本殿
建御名方命
たてみなかたのみこと
、
大国主命
おおくにぬしのみこと
、
事代主命
ことしろぬしのみこと
の
三柱ノ大神
みはしらのおおかみ
が祀られています。
本殿北側のほこら正面より
また本殿より北に八体の神様と小坂諏訪神社宮司代々の先祖が祀られています。
本殿北側のほこら西側より
小坂諏訪神社宮司代々の先祖が祀られているほこら。(写真手前)
西
H
G
F
E
D
C
B
A
@
東
○
@
浅間神社
せんけんじんじゃ
木花佐久夜毘売命
このはなさくやひめのみこと
★画像★
A
秋葉社
あきはしゃ
阿遇突智神
かくつちのかみ
B
山神社
やまかみしゃ
大山祇神
おおやまつみのかみ
C
蚕玉社
こたましゃ
保食神
うけもちのかみ
D
神明神社
しんめいじんじゃ
天照大御神
あまてらすおおみかみ
E
子安神社
こやすじんじゃ
木花佐久夜毘売命
このはなさくやひめのみこと
F
山神社
やまかみしゃ
大山祇神
おおやまつみのかみ
G
八王子神
はちおうじしゃ
五男三女の神
H
小坂諏訪神社宮司先祖碑
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★★ 小坂諏訪神社祭祀 ★★
小坂諏訪神社で現在行われている祭祀は以下の通り。
歳旦祭
さいたんさい
(元始祭)1月1日
祈念祭
きねんさい
(兼ねて火事祭)3月17日
風鎮祭
ふうちんさい
8月
例大祭
れいたいさい
(宵祭、本祭)9月第3週または第5週の土、日曜日
境内神社祭 10月
新嘗祭
にいなめさい
11月
月次祭
つきなみさい
(毎月1日6:30より)
大祓
おおはらえ
6月30日、12月31日
祈念祭
きねんさい
…トシゴイマツリとも訓み、トシは稲の意で、すなわち稲穂を蒔く季節の初めに当たり、その年の五穀豊饒と
国家国民の
弥栄
いやさか
とを神々に祈る祭りで、秋の
新嘗祭
にいなめさい
と相対するきわめて重要な大祭である。
風鎮祭
ふうちんさい
…五穀が災害(台風、悪水、悪心)にあうことなく、豊饒(実る)してほしいと祈願する祭。
例 祭
れいさい
…その神社の恒例として、1年に1回執行する祭儀で、神社の三大祭の中でも最も重要な祭典とされている。
宮総代よりその祭典運営の依頼を受け、毎年祭青年会が主立って執り行っている。
新嘗祭
にいなめさい
…ニヒナメマツリと訓み、春の初めの
祈念祭
きねんさい
に五穀豊饒を祈り、今やその収穫を見るに至ったので、
まず新穀をお供えして、五穀の
悠遠
ゆうえん
な根源を顧みるとともに、広大な
神恩
しんおん
を謝するためにおこなうのが、
この祭典の趣旨である。
大 祓
おおはらえ
…自らの
罪穢
つみけが
れを祓い去り、清き明き心に立ち帰って、雄々しく勇ましくその使命に
遭進
そうしん
する決意を固めるための
行事である。
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★★ 舞殿 ★★
宵祭仕様
2階には提灯と、柱に稲穂(またはススキ)が飾られる。
宵祭仕様A
本祭仕様
2階の提灯が外され、柱に華が飾られる。
華は曳航後、小坂氏子各戸へ一本ずつ配布される。
現在曳航している舞殿
平成9年度
に塩尻市宮本町から譲り受け、現在まで使用している。
加藤清正公
2階には加藤清正公がいます。
先代舞殿
平成8年度
まで使用された後、松本市波田の三溝に譲渡された。
また小坂へは松本市中町より譲り受けたと伝わっている。
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★★ 平成6年度 平安建都1200年 全国祇園祭山笠巡行 ★★
平成6年7月23、24日に京都で開かれた『平安建都1200年 全国祇園祭山笠巡行』
山形村上大池の皆様と共に参加。24日に舞殿を曳航しました。
準備中
★★ 平成25年度 伊勢神宮御遷宮お白石持行事 ★★
第62回神宮式年遷宮の行事の1つ、お白石持行事に『特別神領民』として祭青年、氏子衆が参加してきました。
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★★ 昔話 ★★
平成元年より数年間『氏子のしおり』という小冊子が小坂氏子各戸へ配布されていました。
会長挨拶や小坂氏子の例大祭への想い、各年度の乗り子、舞姫紹介等、
当時の青年会が小坂氏子へ例大祭を楽しんでもらえるよう、趣向を凝らした充実の内容でした。
また、その年度によっては小話が載せられています。
実話を基にした『小坂の大火』や小坂諏訪神社に祀られている神様の話し等、
小坂や例大祭に関係した話しで各年度様々な内容となっています。
祭青年会にて管理し、現存している『氏子のしおり』より、当時の内容そのままにご紹介いたします。
★下にある題名の入ったボタンをクリックすると各ページへ移動します。
※
祭青年会が現在管理している『氏子のしおり』は、平成元年度〜6年度、8年度、15年度、22年度です。
平成元年度と平成15年度はコピー、また、平成7年度は作成前の未完成数枚の資料です。
もし原本をお貸しいただける方、またはご提供いただける方がいらっしゃいましたら、
HP管理者、または現祭青年会長までご連絡いただければ幸いです。
特に平成7年度の原本をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
◆掲載資料◆
平成2年度
氏子のしおりより、翁の昔話『小坂の大火』
平成3年度
氏子のしおりより、創作民話『雨乞いと唐猫』
平成4年度
氏子のしおりより、『国譲りの神話』
平成6年度
氏子のしおりより、神々の話『大国主命と因幡の白うさぎ』
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