丸に諏訪梶 信州山形村 小坂諏訪神社祭青年会 丸に諏訪梶

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〜〜〜 どこでも行ける君 〜〜〜
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1号 2号


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 製作経緯

 例大祭にて曳航している舞殿(平成30年度現在)は、平成9年度に塩尻市宮本町から小坂へとやって来ました。
 それまで所有していた舞殿より大きかったため、多くの青年が「今まで通れていた場所も通れなくなりそうだ」と感じたそうで、
 それ以来、『通れなさそうな場所』を避けて曳航ルートを決めていたとのことです。

 平成21年度も上記の理由から、乗り子の自宅前まで舞殿を移動せず近くの通りに停めてお囃子を披露しました。
 その現場にて平成22年度に会長となる青年は「自宅前まで入れそうだよな」と感じていました。
 引継ぎを終え4月から年長会議を重ねる中で、『例大祭のためにご協力いただいているご家族の自宅前まで
 なんとか舞殿を近づけたい』⇒『今年は全ての乗り子と舞姫の自宅前まで舞殿を曳航しよう』という流れになりました。
 会長も先輩たちから『通れなさそうな場所』について前々から聞かされていましたが、ふと疑問に感じたことがありました。


 「通れなさそうな道とか去年の乗り子の自宅前って、実際に寸法測ったのかな?」


 そこで前年度の年長に確認してみたところ、
 「舞殿の横幅分メジャーを伸ばして、両端を2人で持って移動しながら測ってみた」とのことでした。
 また、その場所やそれ以外の場所も縦幅や後方にある梃子の距離は同時に測っておらず、
 「この幅だと梃子が当たるだろうから無理だな」と判断しながら曳航ルートを決めたようです。
 それを聞いて「じゃあ実寸大の骨組みを作って実際に通ってみれば、行ける場所ってもっとありそうだな」と考えました。

 結局、この年度には都合上骨組みを製作するに至りませんでしたが、長年通っていない道を組み込むため
 舞殿の縦幅や高さを含めた正確な距離を測り、候補となっている道の該当地点にて細かく調査をしました。
 調べてみるとやはり多くの地点で通れることが確認出来たので曳航ルートに組み込みました。
 狭い道や鋭角な曲がり角も通ったため、それまでの曳航ルートとはかなり形状が違う年度となりました。
 以降、例外もありますが、毎年乗り子、舞姫の自宅前まで舞殿を曳航するようになっています。

 余談ですが、ある年の本番終了後の慰労会にて親御さんからご挨拶いただいた際に、
 「事情があるのは十分理解しているのですが、上の子の時は自宅前まで舞殿が来てくれなくて残念だった。
 でも、今回自宅前まで来てくれたのですごく嬉しかった。」と、涙を流して話されました。
 それを見て「自宅前まで行くようにして良かったな」と思ったのと同時に「早く骨組み作らないとな」とも思いました。

 その後も『通れなさそうな場所』はメジャーで確認していたので、平成29年度にやっと重い腰をあげ、
 「実寸大の骨組みを作りたいので手伝ってください!」と、その年の会長に協力を仰ぎ2人で『どこでも行ける君』を製作するに至りました。

 曳航ルートを検討する段階で実寸にて現地を測れたことにより、今まで本番でも通るまで拭い切れなかった不安は大きく解消されました。
 しかし、現在の『1号』は、水道管用の塩ビパイプをつなぎ合わせ、ビニールテープで背負う形状となっており、
 歩くとパイプが外れてしまったり、テープが肩から落ちてしまうなどの問題が続出しています。
 そもそも、写真のとおり舞殿本体の骨組み部分が『への字』に歪んでおり実寸大より小さくなっているので、
 当初の目的を十分には果たせていないと感じています(笑)
 (これって結局問題解決出来てないってことだよね…よし!触れないようにしておこうヽ(゚∀゚)ノ)

 よって、さらなる改善を行い、より精度の高い『2号』を現役の青年に作って欲しいと願うばかりです。(完全なる他力本願!!)
 平置きの形はいいんだけどなー( ;∀;)
 鉄パイプで作れば上手くいくのかなー( ;∀;)
 重そうなんだよなー( ;∀;)


★★ 1号 ★★

 製作経緯

 現役青年の皆さん時間あったら作ってみてくださいね\(゚∀゚)/

★★ 2号 ★★